【浪人】大学受験の浪人が結構おすすめな理由

大学受験

今日は、大学受験における浪人の話。結論から申し上げますと、浪人は結構オススメです!以下で、詳しく解説いたします。

浪人とは

大学受験における「浪人」とは、一般に、「高校卒業後すぐ大学に入学せず、翌年以降の入試に向けた勉強をしている状態」を意味します。(浪人している人を、浪人生と言ったりします)

要するに、高校3年の受験で行きたい大学に行けなかったので、受験をやりなおしている状態です。また、これとは別に、大学に通いながら別の大学を受験するための勉強をすることは、仮面浪人と言います。

実は、私は1年間の浪人を経験しています。高校3年時の受験では、受験した大学すべて(東工大、早稲田大)に落ちました笑。詳しくは以下の記事で詳しくご紹介しています。

浪人生の生活

基本的には予備校通い

浪人生の生活は、人によって異なります。別に何をしても自由なので、自宅で一人勉強している人もいれば、朝から晩まで予備校にいる人もいます

ただし、基本的には、予備校に通う人がほとんどです。逆に、予備校に通わず独学で浪人することを、自宅浪人とか宅浪とか呼んだりします。

大手予備校は授業が一日中ある

駿台予備学校や河合塾のような超王手の予備校に通う場合は、基本的に朝8時半くらいから夕方or夜まで授業がみっちりあります。

駿台予備学校の場合、1限の開始は8:40で、最後の8限の終わりが17:30です。私は当初、「夕方に3時間くらい行く感じかな~」と思っていたので、駿台のチラシに書いてあった時間割を見てめちゃくちゃビビりました。

まあでも、授業に出るかは自由です。授業をサボっても特に怒られません。ちなみに私はめちゃくちゃサボってました。授業をサボって秋葉原に遊びに行ったり、ラーメンを食べに行ったり、登山に行ったりしました。

浪人がおすすめな理由

私が浪人をおすすめする理由(浪人を恐れなくてよいと思う理由)は、以下の4つです。

  • 1年や2年の浪人は、就職時などで特にハンデにならない
  • 高校の3年間、やりたいことに思いっきり打ち込める
  • 合格できなかった大学に再チャレンジできる
  • 覚悟の上の浪人なら、浪人生活はそこまで辛くない

1年や2年の浪人は、就職時などで特にハンデにならない

「浪人して、就職が難しくなったらどうしよう…」

と考える浪人生はたくさんいます。私もその1人でした。

結論、1年や2年の浪人は、まったく問題ありません!

私自身、就職活動において、浪人したことに触れられた経験は一度もありません(エントリーシートや書類選考で落ちたことも、一度もありません)。また2浪の友人もたくさんいますが、普通に超大手企業に入社しています。

ただ、3年以上だとちょっとわかりません…以下の記事でも述べていますが、浪人するなら1年間がベストですし、長くても2年に留めるべきです。

高校の3年間、やりたいことに思いっきり打ち込める

高校、楽しいですか?私はめちゃくちゃ楽しかったです。もちろん勉強もしていましたが、それ以上に遊びまくっていました。卒業直前には映画作りにハマってしまって、受験勉強どころではありませんでした。

いま振り返って、この遊びまくった3年間に悔いは一切ありません。部活や趣味など、徹底的に打ち込みたいものがある人は、ある程度勉強を妥協してでも、そのやりたいことにのめりこんでみてください。

ただし!勉強を全くしないのはダメです!浪人で巻き返すにも限度がありますので、ある程度は勉強しておきましょう…

合格できなかった大学に再チャレンジできる

まあこれは当たり前なのですが、浪人すると現役では合格できなかった大学に入学するチャンスが得られます。大学で人生の全てが決まるわけではありませんが、良い大学に行くに越したことはないです。

どうしても行きたい大学があるときは、浪人するのは全然アリです。というか、むしろ浪人をおすすめします。1年間で自分の人生を変えられる可能性があるのですから。

とはいえ、特定の大学にこだわりすぎて、何年も浪人を重ねてしまうのは良くありませんので、ある程度のところ(基本は1年、長くて2年)で見切りをつける必要はあります。

覚悟の上の浪人なら、浪人生活はそこまで辛くない

「浪人生活って、苦しいんでしょ?」と心配する人は多いはず。たしかに、苦しんでいる浪人生はたくさんいます。(毎日のように予備校のトイレで泣いていたりとか…)

一方で、私の浪人生活は全く苦しくありませんでした。それどころか、非常に充実していて、むしろ楽しかったなと思います。

浪人が苦しくなるかはその人次第です。

なぜ、私は浪人生活が苦しくなかった(むしろ楽しかった)のかというと、「自分が浪人したのは当然だ」という考えを強くもっていたからです。

逆に、「浪人はしてはいけないもの」という考えにとらわれている人は、苦しんでいました。受験の失敗を度々思い出しては絶望し、現役合格した友人たちを見ては絶望し、なかなか成績が伸びない自分に絶望するのです。

浪人するときに、「浪人したのは自分の実力不足だ。しかたない。1年間本気で頑張ってみよう。」と覚悟を決めることで、浪人生活は苦しいどころか、充実したものに変わります。

浪人するときの注意点

私は浪人することに肯定的ですが、やはり注意すべき点もあります。私自身の経験などもふまえ、浪人するときの注意点を以下の記事にまとめました。ぜひ、ご覧ください。